久能山は、静岡市の清水区と駿河区の境にある
有度山の南方にある標高216mの山です。
山頂には徳川家康のお墓と久能山東照宮があります。
久能山東照宮には権現造りといわれる極彩色・総漆塗りの
社殿を含め多くの建造物、重要文化財があります。
また境内には久能山東照宮博物館があり、
家康ゆかりの品々が展示されています。
久能山の南斜面では石垣いちごが栽培されています。
とくに久能海岸沿いにはイチゴのビニールハウスが広がり、
毎年1月〜5月まで食べ放題のいちご狩りが楽しめます。
久能山のいちご狩りは、静岡はもとより広く知られた有名な産地で、
いちごの栽培は100年以上の歴史があります。
石垣栽培は、温室のない明治時代に、暖めるために石垣の間に
イチゴを植えたことに始まります。
石垣栽培は、久能山周辺だけでなく、浜松市の根本山観光農園にもあります。
徳川家康公の遺言により、久能山東照宮に遺骸が埋葬。
後に御霊[みたま]が日光東照宮へ分祀された。
二代将軍秀忠により造営された権現造、極彩色の社殿は
桃山〜江戸初期の技法を取り入れた代表的建築で荘厳な雰囲気だ。
楼門、神厩[うまや]、神楽殿ほか重要文化財が立ち並ぶ。
秀忠が寄進した太刀(国宝)は久能山東照宮博物館に保管され、
企画展示などで見られることもある。
50年に1度の本殿の塗り替えが行われた本殿は圧巻。
・久能山東照宮博物館
東照宮の所蔵する宝物を保存展示している。
茶道具、文具ほか家康公の遺品、徳川歴代将軍の武具や書画、
有力大名の古文書などを収蔵。
重要文化財のスペイン製置き時計や、コンパスなど、
外国から贈られた貴重な美術品もある。所要40分。









